【学習効率アップ】英語と似ているスペイン語単語

スペイン語の単語には英単語と綴りも意味が同じか似ている、もしくは綴りが類似していて意味が類推できる単語がたくさん存在します。感覚的には2-3割くらいの単語は類推できる気がしています。

スペイン語学習をもっと身近に、ハードル低く感じてもらうため、今回は英語とスペイン語で似ているもしくは同じ単語を紹介していきたいと思います。既に知っている英単語を活用できれば、スペイン語単語も短期間で覚えることができますね。

・・・ちなみにこうした単語は Congnate (英語)、 Cognado (スペイン語、 コグナード) と言います。意味は「同起源の」や「同源の語」の意味です。

英語とスペイン語で似ている単語、同じ綴りの単語

● Family(ファミリー)Familia(ファミリア)
まずはラテンのおいてよく使う「家族」です。形が非常に似ていて意味が類推できるんじゃないでしょうか?

 

● Color(カラー)Color(コロール)
ご存じ「色」という意味で、スペルも発音もほぼ同じですね。

 

● Hotel(ホテル)Hotel(オテル)
ホテルも綴りが同じです。スペイン語では H は読まないので、オテルと発音します。ちなみにHostel もスペイン語では “Hostal” で、似ています。

 

● Culture(カルチャー)Cultura(クルトゥーラ)
「文化」を指し、ほぼ見たら意味が分かりますよね。

 

● Doctor(ドクター)Doctor(ドクトール)
医者。発音こと違うものの、つづりは同じ。ちなみにPatient (患者) も Pacienteで似ています。


● Ambulance(アンビュランス)
Ambulancia(アンブランシア) / 救急車

 

● Nation(ネイション)Nación(ナシオン)
「国家」を意味します。スペイン語ではアクセントがつくことが特徴です (Ó のように  ‘  がつくとそこを強調して読みます)。

 

● Telephone(テレフォン)Teléfono(テレフォノ) 
電話も完全一致ではないですが、違和感なく類推できますね。

 

● Information(インフォメーション)Información(インフォルマシオン)
情報を指し、語尾が少し異なりますが、意味は同じです。ちなみに ~ión はスペイン語で女性名詞の形のひとつです。

 

● Station(ステーション)Estación(エスタシオン)
旅行でたくさん使いそうな「駅」という単語も似ていますね。

 

University(ユニバーシティ) – Universidad(ウニベルシダッ)
もちろん大学のことです。”dad”は~ión のようにスペイン語で女性名詞 の形です。

 

● Animal(アニマル)Animal(アニマル)
なんと動物は発音も綴りも同じです!

 

● Art(アート)Arte(アルテ)
どちらも「芸術」を意味し、広く使われます。

 

● Music(ミュージック)Música(ムジカ)
「音楽」を意味し、スペルや発音が非常に似ています。

 

● Religion(レリジョン)Religión(レリヒオン) / 宗教

 

● Condition(コンディション)Condición(コンディシオン)/ 条件、状態

 

以上は名詞の同源語でしたが、形容詞の例も見てみましょう。


● Perfect(パーフェクト)
Perfecto(ペルフェクト)
「完璧な」という意味の形容詞ですが、スペイン語会話でよくほめるときや同意するときに使います。

 

● Important(インポータント)Importante(インポルタンテ)/ 重要な

 

● Different(ディファレント)Diferente(ディフェレンテ) / 異なる

 

● Intelligent(インテリジェント)Inteligente(インテリヘンテ)/ 賢い
・・・ちなみにスマホは móvil inteligente と言います。

 

空似言葉 (falsos amigos)に注意

ただし、同源語 (Cognate) には見た目が似ていても意味が異なる単語があります。英語ではFalse Friends (ウソの友達) 、スペイン語では falsos amigos (ファルソス アミーゴス) と言います。

具体例を挙げると、以下のようなものがあります。

● Asistir(アシスティール)
英語の”Assist(助ける)”に似ていますが、スペイン語では「出席する」という意味です。スペイン語の助けるは ayudar (アジュダール) です。

 

● Actual(アクチュアル)
英語で “Actual(現在の、実際の)”で考えてしまいますが、スペイン語では「現在の」を意味します。私はスペイン語学習この違いを知らず、誤用し続けていまして、ある日先生に指摘されてようやく意味が違うことに気づいた経験があります。

 

● Exito(エクシト)
英語で連想し “Exit(出口)”かと思いきや、スペイン語では「成功」を意味します。スペイン語の出口は salida と言います。

 

● Embarazada(エンバラサダ)
英語の”Embarrassed(恥ずかしい)”に似ていますが、スペイン語では「妊娠している」という意味です。

 

● Sensible(センシブレ)
英語の “Sensible(賢明な、分別のある)”と思いきや、スペイン語では「敏感な」という意味です。

 

こうした単語を知っておくことで、誤用を避けることができ、より正確なコミュニケーションが可能になります。空似言葉は出てくる都度覚えていくしかないのですが、逆に意味が違うから、印象に残ってかえって覚えやすいかもしれません(ポジティブすぎますかね‥)。

3. まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?同源語を活用することで、スペイン語学習が効率的になりますし、学ぶハードルがぐっと低くなります。スペイン語学習は一見難しく思えるかもしれませんが、英語との類似性を活かすことで身近に思ってもらえればとても嬉しいです。

今後当教室に取り上げてもらいたい内容やテーマなどございましたら、お気軽にコメント欄に記載をお願いします。それでは。

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