【コラム】語学は先に「話す場」に立つほうが早いという話
語学はなぜ「現場」が大切?
私だけでしょうか。最近、YouTubeを開くと、元ゴールドマンサックス日本代表の田中渓さんの動画がやたらとおすすめに上がってきます。
そんな中、先日たまたま耳にしたこちらのプログラムが、言語学習について、まさに私が感じていたことを言語化してくれていて、とても腹落ちしました。
動画の6:45あたりから、「ものごとをうまく進めるための考え方」について語られており、その中で言語学習にも触れられています。
内容をざっくりまとめると、大切なのは「今日やる」「すぐやる」という姿勢であり、学習や投資を含むあらゆる取り組みは、まずその現場で実践してみることが重要だ、という話です。実際にやってみることで、自分の現在地と目標とのギャップが見え、そこから必要な要素を分解し、日々の学習で埋めていくのが効果的だと田中さんは述べています。
つまり、最初から完璧な準備をするのではなく、先に現場に立ち、自分の位置を把握することが大切ということです。語学学習においても、文法書とにらめっこする事前学習に偏りすぎるより、実際に使う場で学習言語を使ってみて「何が足りないか」を知り、そこから学習内容を確定していくほうが効果的だ、という話だと私は受け取りました。
スペイン語が伸びた実体験
これは、私自身のスペイン語学習の経験とも重なるために腹落ちしたんだと思います。
学び始めの頃は、1年ほど文法やリスニング、NHKのラジオなどで基礎固めをしていました。もちろん今思い返してみても、それも無駄ではありません。ただ、「あ、伸びたな」と実感した瞬間は、日本語の通じないネイティブの先生とレッスンを始めてからでした。
嫌でもスペイン語を使わざるを得ない現場で、
「これを言いたいけど単語が出てこない!」
「この表現、文法を使ってなんて言うんだろう」
「もっと自然な言い方はないのかな」
そんな気づきが、次々と生まれました。さらに、先生からもらえるフィードバックが学習の指標になったり、モチベーションアップにつながったりもしました。ひとりで勉強するより、コーチがいて一緒に学ぶほうが伸びやすい理由は、こういう点にあるのだと思います。
また、これは仕事でも同じでした。失敗した経験や冷や汗をかいた体験を通して、「なりたい姿」と「今の自分」とのギャップを認識し、その後に学習で補強したり、自ら手を挙げて仕事に挑戦したりすることで、少しずつ成長してきたように思います。
現場の緊張感とフィードバックがある学習の強さ
もし今、
・スペイン語を始めたばかりの方
・すでに学習しているけれど、スペイン語オンリーのレッスンを受けたことがない方
がいらっしゃれば、教室はどこであっても、一度「現場」に立ってみることを強くおすすめします。
きっと最初は緊張したり、うまく話せず苦しく感じる場面もあると思います。でもそれは、これから伸びる証拠です。
自分の現在地を知り、先生からフィードバックをもらいながら適切に学習すれば、語学は確実に芽が出ますし、それが近道でもあります。
「悔しい。。でも弱点が分かった」
「自分のスペイン語が通じた」
「定点観測してみたら、以前よりずっと聞き取れるようになっている」
「先生の言葉がしみる、、なんか泣きそう」
そんなモチベーションが上がる瞬間、誇らしい瞬間にも、きっとたくさん出会えるはずです。
Mundo Contigoのレッスンが目指すもの
それでも、どうしても尻込みしてしまう方もいらっしゃると思います。少し宣伝になってしまいますが、Mundo Contigoのレッスンは、
・先生が、生徒さんの「言いたいこと」や「意図」を汲み取る力が高い
・生徒の言葉・発言を待ってくれる
・温かく応援してくれる先生がいる
・文法テキストなどは、日本語も併記されている
といった特徴があり、初学者の方も大歓迎です。実際、当教室は初学者の方が多く、皆さん楽しみながら、モチベーション高く受講されています。

当教室のSoledad先生、Lorena先生、Andrea先生

ぜひ年始のタイミングで、スペイン語の勉強・レッスンを始めてみませんか?きっと楽しい2026年が待っています。
当教室は無料体験レッスン2回ございます。是非、当教室でスペイン語の現場に出てみませんか?運営、講師ともその心意気を温かくお迎えいたします。

