【コラム】「勉強の時間がない」人にこそ伝えたい、5分の使い方
5分など、ちょっとした空き時間が生じるたびに、ほぼ反射的にスマートフォンを取り出して何かをしてしまうことはないでしょうか。…私はあります。泣
私の場合、そのちょっとした空き時間で見てしまうのはyoutube 。私のyoutubeアプリには田中渓さんの動画がおすすめに出てくることが多いのですが(言っていることがシンプルで本質的で、個人的に大好きです)、たまたま流れてきたこの動画は、耳が痛い話でありつつも「確かに」と頷いてしまう内容でした。
タイトルやサムネイルは少し刺激的ですが、内容はとても冷静で、「ちょっとした空き時間に、無意識でスマホを触ってしまう行動」について語られていました。
田中渓さんはこの行動を頭ごなしに否定するわけではありません。ご自身も同じようなことをしてしまうと認めたうえで、
・「5分あったら取り出していじっている」という反射的な行為は、できればやめたほうがよい
・無目的・無意識に繰り返すことが、生産性や集中力を下げてしまう
・やるなら、時間を決めて行ったほうがいい
と指摘しています。そして、何かを身につけたいときの一番ラクで続きやすい方法として、「既存の行動に新しい習慣を紐付ける」ことを勧めていました。具体例として、次のような「紐づけ行動」が紹介されていました。
・顔を洗ったら、5分だけ英語のリスニングをする
・歯を磨いている間に、ラジオで経済ニュースを聞く
・電車に乗って惰性で携帯ゲームを起動しそうになった瞬間、その5〜15分を英語のリスニングやリーディングに充てる
これらは、既存の生活動作やルーティーンを「トリガー」にして学習行動を組み込んでいます。短時間でも継続しやすく、「ながら勉強」とは少し違い、単独の行為として生活導線上に自然に組み入れる点が特徴的だと感じました。目新しい話ではないものの、改めて「なるほどな」と思わされました。
振り返ってみると、私自身も大学生時代、通学で電車に1時間ほど揺られていたのですが、その時間は必ず英語の勉強をするというルーティーンが確立されていました。その1時間の中で「ここまでは終わらせる」という目標を決め、ゲーム感覚で取り組んでいた記憶があります。生活の導線上に組み込むことで、勉強そのものへの抵抗感が薄れていった経験でした。
また、スペイン語を初めて学び始めた頃も、起床して朝ごはんを食べたら30分は動詞活用の練習をする、会社の最寄り駅から事務所までの15分間は歩きながらスペイン語の単語CDを聴く、といったことを自然に行っていました。今振り返ると、まさに「既存の行動に新しい習慣を紐付ける」ことを実践していたのだと思います。
Mundo Contigoの生徒様の顔を思い浮かべると、仕事、家事、育児などと毎日やることが本当に多い印象を持っています。「勉強の時間を確保する」こと自体が、ハードルになってしまうのも無理はありません。
でも、例えば、身支度を終えて会社に行くまでの20分、お子さんを送り出して、家の中が少し静かになったあと、一日を終えて、ベッドに入る前のルーティンの延長線上の時間にスペイン語の勉強やレッスンを受けて見るのもいいのではと思いました(書くが易し、行うは難しと言う話ですが…)。
語学学習は、頑張り続けるものではなく、生活の中にそっと置いておくものなのかもしれません。スマートフォンを触ること自体が悪いわけではありません。ただ、何となく、無意識のまま時間を溶かしてしまうのか、それともその5分を少しだけ自分の未来に使うのか。その違いは小さく見えて、積み重なると意外と大きいのかもしれません。自戒の念を込めて、次に5分の空き時間ができたとき、反射的にスマホを開く前に、「この時間、何に使おうか」と一瞬だけ立ち止まってみるようにします。行動は起こしたもの勝ちです。
Mundo Contigoのレッスンが目指しているのも、「忙しい日常の中で、無理なく続くスペイン語。忙しい状況にこし心がやすらぐ温かいレッスン」です。次に5分の空き時間ができたとき、「この時間、何に使おうかな」と一瞬だけ考えてみる。その小さな選択が、いつの間にか「学習続いている輝く自分」をつくってくれるのだと考えた一日でした。
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