【コラム】日本人目線でスペイン語と英語、どちらが難しい?
オンラインスペイン語教室の Mundo Contigo です。
「英語はずっと勉強してきたけど、スペイン語って勉強するとどうなんだろう?」そんなことを思ったことはありませんか?
英語もスペイン語も、日本語とはまったく異なる言語です。でも実際に両方を学んでみると、「英語よりスペイン語の方がここは楽だった」「いや、こっちは難しい」という感覚がいろいろ出てきます。今日は日本人目線で、スペイン語と英語を4つのポイントで正直に比べてみます。
目次
① 発音の難しさ:スペイン語の方が易しい
英語の発音が難しい理由のひとつは、スペルと発音が一致しないことです。たとえば “through”(スルー)、”tough”(タフ)、”though”(ゾウ)はどれも “ough” という綴りなのに発音がバラバラで、規則を覚えるのが大変です。
さらに英語には「リンキング」という音をつなげて話すものがあります。たとえば “Would you like it?” という文は、ネイティブが話すと “Wudjulikit?” のように聞こえます。単語を一つひとつ覚えても、実際の会話では音が溶け合ってしまうため、耳が追いつかないという経験をした方も多いのではないでしょうか(私もこれはネイティブとの会話で苦労する点です。。)。
一方スペイン語は、書いてある通りに読めばほぼ正しい発音になります。「a・i・u・e・o」の母音の発音も日本語とほぼ同じで、ll(ジャ)やhは発音しないなど例外的な読み方もありますが、例外だけ覚えればいいので、基本規則性が高いと言えます。
巻き舌(rr)など一部の音は慣れが必要ですが、全体的には英語よりずっと発音しやすいと感じる日本人が多いです。
② 文法の複雑さ — スペイン語の方が複雑
英語の動詞活用は比較的シンプルです。時制に気を付けるのと、”I go / You go / He goes” のように、三人称単数に “s” をつける程度で覚えることは少ないです。
スペイン語はそうはいきません。動詞は主語の人称(yo / tú / él / nosotros / vosotros / ellos)によってすべて形が変わります。たとえば “hablar(話す)”という動詞ひとつとっても、hablo / hablas / habla / hablamos / habláis / hablan と6種類の活用があります。さらにこれが時制(現在・過去・未来・接続法…)ごとに変わるため、覚えるべきパターンは膨大です。頻度の高い動詞ほど不規則活用ですし、これまた大変!活用を覚えるための専用のドリルが売られているのも納得です。
また名詞に男性・女性の性別がある点も、英語にはない要素です。「テーブル(la mesa)は女性名詞だから形容詞も女性形にする」といったルールが加わります。これもある程度法則はあるものの、文法の複雑さという点では、スペイン語の方が手ごわいかなと思います。ただ、スペイン語の良いところは多少語順が崩れていても通じるという利点があります(語順が崩れていると、ちょっと格好悪いなくらいなニュアンス)。
③ 単語の覚えやすさ — 英語経験者には有利
英語とスペイン語はどちらもラテン語を由来とする単語を多く持っています。そのため、英語を知っていると「あ、これ似てる!」と感じる単語がたくさん出てきます。
たとえば、important → importante、natural → natural、possible → posible、university → universidad、など。英語の単語を知っていれば、スペイン語の単語も推測しやすいものが多いです。英語学習の経験は、スペイン語学習においても意外と武器になります。
④ 日常会話で通じるまでの速さ — スペイン語の方が早い
英語は学校教育で何年も勉強してきたのに、いざ外国人と話すとなかなか言葉が出ない……アワアワという経験をした方は多いと思います。私も漏れなくあります。発音の複雑さに加えて、「文法的に正しく言わなければ」というプレッシャーが、無意識に会話のハードルを上げてしまうことがあります。
スペイン語は、発音が規則的なので「話し始める」ハードルが低いです。そして何より、スペイン語圏の方々はたとえ文法が多少不正確でも、こちらの言いたいことを汲み取って理解しようとしてくれることが多いです。
文法的に完璧な文章でなくても会話が成立することがよくあります。「通じた!」という喜びを早く体験できるという意味では、スペイン語の方が会話の実感を得やすい言語だと感じています。
まとめ
日本人と主語を大きめに話してしまいましたが、個々人のバックグラウンドにもよるため、英語とスペイン語、どちらが難しいかは一概には言えません。発音や会話のしやすさはスペイン語に軍配が上がりますが、文法の複雑さはスペイン語の方が手ごわい面もあります。
ただひとつ言えるのは、英語を学んできた日本人にとって、スペイン語は意外と取り組みやすい言語だということです。発音が規則的で、単語も英語と似たものが多く、何より「ネイティブに通じた!」という体験を早く積めるのがスペイン語の魅力だと思っています。
スペイン語は現在21カ国で公用語として使われており、スペイン語話者は2025年に約6億3,500万人に到達しました(セルバンテス協会調べ)。母語話者数で見ると、英語よりも多いんです。スペイン語を学べば、これだけ多くの人たちと直接コミュニケーションが取れるようになる人生が豊かになる語学です。
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