【語彙力向上に】トピックトークレッスン体験記② Part2

こんにちは。スペイン語オンライン教室のMundo Contigo (ムンドコンティゴ)です。先日グアテマラの Lorena先生のトピックトークのレッスンのレポート(前半)をお届けしました。

今回は  Lorena先生 同レポートの後半をお届けします。記事をお読み頂き、スペイン語オンラインレッスンの雰囲気が伝わればとても嬉しいです。


1. トピックトークレッスン前のアイスブレーク

オンラインレッスンは日本時間朝11時に開始。同時間はグアテマラでは夜の8時です。前回のトピックトークレッスンから期間も空いていたので、レッスンに入る前に、軽くアイスブレイクタイムがありました。

今週はどうしていたかをLorena先生に訊かれたので、会食含めほぼ来客対応や愛知方面への出張があり、中々忙しかったことをこぼしたところ、先生はうんうんと相槌を打ちつつ話を聞いてくれました。

Lorena 先生は名古屋のことを知っており、話を聞いてみるとと、以前教えた生徒(JICAの協力隊) に名古屋の方がいらっしゃったらしいです。名古屋は大都市なのかと聞かれたので、「かなり大きいです。・・・あまり観光するところはないけれど、車の製造始め自動車産業がかなり発達している都市ですよ」とお伝えしておきました。重ねて、「えっ!?何のブランドの車?」と質問があったので、(名古屋ではありますが・・) 「トヨタ」と答えると、そこから車を所有しているかどうかなどの話になり、いつの間にか5分ほど経ってしまいました。。

2. トピックトークレッスン開始 (後半)

5分程度スペイン語を話していると、ほどよくスペイン語の脳に頭も切り替わり、先生がテキストを共有してくれ、トピックトークのレッスンが始まりました。選定テーマは La enfermedad (病気) です↓(下記参照)


トピックトークは先日の記事で書いたように、前半はテーマに沿ったスペイン語語彙について学びつつ、その語彙を使って文を作ると言う構成なのですが、後半ではテキストに書かれた質問をもとに回答・協議していくという内容です。テキストに書かれている質問のみにとどまらず、先生も色々と突っ込んだりしてくれるので、表現力やとっさの応答力を磨く絶好のレッスンです。

以下、実際のテキストの質問と私の回答内容、それに対する先生の質問やそこから派生した話をレポートしたいと思います。

1. ¿Sufres de alguna enfermedad? ¿Necesitas tomar medicina todos los días?  (何か病気にかかっていますか?毎日薬を飲む必要がありますか?)

「ストレスと仕事量により、皮膚に湿疹が出ています。なので、それを抑えるため漢方と西洋の薬を併用して飲んでいます」と回答しました。

Lorena 先生から薬はずっと飲む必要があるのかと聞かれたので、「湿疹や炎症が見かけ上治ったように見えても、肌が炎症を覚えていて再発する可能性があるから、しばらくは飲み続けないといけない・・」と回答しました。

そうすると、薬は一日何回飲まないといけないのか追加の質問があり、「3回、食前です」と回答したところ、「3回は多いわね・・」と少し驚かれた様子がありました。。

3回は多いわね・・のあたりのスクショです


2. ¿Qué tipos de enfermedad conoces?  ¿Te gusta visitar al hospital?  (何の病気を知っていますか?病院に行くのは好きですか?)


前者の質問はインフルエンザ、風邪、鼻炎などを挙げました。後者の質問は「自分がもうミドルエイジに差し掛かっているので、健康に気を使っており、病気を早期発見できる病院に行くのは好きです」と回答しました(笑)

先生はこれに対して笑いつつも、健康のために運動を何かしているか質問を私に投げかけました。

「はい、YouTubeでメキシコ人のYouTuber の運動プログラムやってます!」と回答したうえで、私からLorena先生に何か運動しているのかときいてみると、“No.. Tengo pereza “ と回答してくれました。

この時 Pereza (怠惰) の意味が一瞬分からず、綴りをチャットボックスに書いてもらったのですが、文字で見てみると Perezoso (怠惰な人、なまけもの) から意味がきていることがすぐに理解できました。改めてチャットボックスって便利だと感じた瞬間でした。

perezaを書いてもらって理解できた瞬間



3. ¿Tienen las personas un seguro médico en tu país?  (あなたの国では人々は医療保険に加入していますか?)

「国民健康保険があるので、通常病院に行っても窓口で医療費の3割しか負担しないし、高齢者の方であれば1割か2割負担。でも、病院窓口の費用負担は少ないけれども、社会保険料は月々給料から自動的に差し引かれるよ」と回答しました。

「なるほど」とLorena先生は言いつつ、月々払う費用負担の限度額はあるのか質問されたので、高額療養制度についても説明しました。説明後、Lorena先生は「よくできたシステムだなぁ」とのリアクションがありました。


4. ¿Usas el hospital público o privado? ¿Cuál prefieres?
(公立病院と私立病院のどちらを利用していますか?どちらが好きですか?)

「両方行きます。負担する費用は変わらないから・・・」と回答、さらに補足として、「高度な医療を受ける場合、公立病院の方が強い傾向にあります。難しい病気と判明した場合、私立病院が大学病院や公立の病院を紹介することがあります」と説明しました。

それに対して、Lorena先生は 「じゃあ、公立病院の方が器具が揃ってるの?」と質問があり、「多分そうだと思う。公立病院の方が国や地方自治体から補助金が出ているはずだから」と回答しました。この時 Aparatos (器具、装置) という単語を久しぶりに聞きました。このレッスンは単語を復習したり、強く記憶に定着させる瞬間もあるのだなと思いました。


5. ¿Cuáles son las enfermedades más comunes en tu país?
  (あなたの国で最も一般的な病気は何ですか?)

糖尿病、がん、インフルエンザ、ヘルニア、花粉症 等を回答しました。ちなみに単語としては diabetes (糖尿病) 、Cáncer (がん), gripe (インフルエンザ), hernia (ヘルニア)、alergia al polen (花粉症) など英語と似ている単語も多いです。

Lorena先生からは「花粉症を除きどこの国も大体病気は通ってますね」とコメントがありました。

6. ¿Eres alérgico(a) a algún medicamento?  (何か薬にアレルギーがありますか?)

「今年色々とアレルギーを持っているのではないかと思って、アレルギー検査をしてみたけれども実際ダニ位しかアレルギーがなかった・・」と回答しました。

Lorena先生からは「ダニに関して、何か気をつけてる事はあるの?」と聞かれたので、部屋を清潔にするかな・・と回答すると、日本は通常でも清潔でしょうと言うツッコミが入りました笑

7. ¿Crees que la enfermedad mental es peor que la enfermedad física?  (精神的な病気は肉体的な病気よりも悪いと思いますか?)

「メンタルの方が病院に通う期間が長くなったりするので、良くは無いと思う。さらに言うと、日本にはメンタル患者への偏見のようなものがあるので、業務や職探しにおいて不遇に扱われることがあり、その点でも悪いと思う」と回答しました。

Lorena先生からは「日本はメンタル患者が多いの」と追加の質問があり、とても多いと回答すると、「何が原因でメンタル疾患になるの?」さらに質問がありました。

これに関しては、遺伝、仕事でのストレス、家庭崩壊などを挙げたのですが、”家庭崩壊” が表現としてすぐ出てきませんでした。そこで知恵を振り絞り、“No cae bien familia “ (家族とそりがあわない) で乗り切りました。。。意味的には通じてほっとしました。。

各質問に回答し、協議しているとオンラインレッスン終了予定時間を少しオーバーしてしまっていました。Lorena先生は各質問に対して話を良い具合に膨らませたり、質問したりしてくれたので、シーンとなる瞬間もありませんでした。楽しく話して、気づけばレッスン時間が終わりを迎えていた、そんな印象です。

レッスン終わりは「くれぐれも無理せず、あんまり一生けん命働いちゃダメだよ!近くに住んでいると映画にでも誘うのに (笑)!」と優しい言葉をかけてくれました泣 私が平日は本業の企業で勤め、時間外や週末はイソイソと当教室のことに働いていることを知っているので、投げかけてくれた言葉で染みました・・・。

素敵な笑顔で締めくくり

以上、長々と書いてしまいましたが、スペイン語トピックレッスンのレポートになります。今後も、定期的にオンラインレッスン内容などをレポートしていきたいと思いますので、是非よろしくお願いいたします。

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