これで安心!お土産屋で使えるスペイン語フレーズ集【文法&使い方解説つき】

そろそろお盆休みが近くなってきました。夏休みにスペインや中南米に旅に行かれる方はいらっしゃるでしょうか?

スペイン語圏の旅先でお土産屋さんや服屋さんに入ってみるも、「話しかけたいけど、質問してみたいけど、、、スペイン語がわからない…」と、ちょっと尻込みしてしまう可能性があるかもしれません。スペイン語教室を運営するものとしては、是非そこはスペイン語でコミュニケーションしてもらえると大変嬉しいです。

この記事では、初心者のかた、あるいはスペイン語の知識がない方でも安心して使える超シンプル&実用的なスペイン語フレーズ集を、やさしい文法のヒント+“実際にどう使うか”の補足つきでまとめました。

言いたいことを簡単に伝えられるようになると、お買い物ももっと楽しくなり、思いでになりますので、ぜひ記載のフレーズを現地使ってみてください。

(ティエネ オトロ コロール)

  • 例えば「このTシャツ、黒もありますか?」と聞きたい時に。
  • 「Tiene」は「持っていますか?」という意味。「otro」は「別の」という形容詞。(azul=青、rojo=赤、verde=緑、negro=黒など)
  • Otro diseñoとすれば他のデザインという意味になります
雑貨買うなら一番お気に入りのデザインや色で買いたいですよね


(ティエネ タジャ エメ)

  • 服・帽子・靴などサイズ展開があるものに使えるフレーズ。
  • 「talla(サイズ)」の後ろにS, M, L (エセ、エメ、エレ) を入れて聞くだけです。

(エスタ ディスポニブレ エン タジャ エメ)

  • 「店頭にないけど、在庫があるかな?」と思ったときに丁寧に使えるフレーズです。
  • 「disponible」は「在庫がある/利用可能」。ホテル予約やレストランでもよく使われます印象があります。
LサイズのTシャツを出してもらいました@コスタリカ


(プエド プロバール エステ)
–  試着や試食をしたいときに使うフレーズです。
– 「Puedo probar…」で「〜を試してもいいですか?」の意味。「este(これ)」は指させばOK。


(ティエネ エスト エン アスール/ロホ)

  • 色違いの有無を聞くときに使えるフレーズです
  • 色の名前を変えるだけで応用可能(azul=青、rojo=赤、verde=緑、negro=黒など)
カップでも色々なデザインがあるので、
色違いの有無をききたいですね

(ケ テ パレセ)

  • 店員さんに、「感想を求めているときに」と聞くときに使えるフレーズです。 Te queda muy bien などと言われたら、とても似合っている証拠です。自分では似合わないと思っても、現地の店員さんのお勧めだから買ってしまう、そんな経験が私にはたくさんあります。
  • 「parecer」は「〜のように思える」という動詞です。
  • 「te」は「君に」という意味の間接目的語。Quéは 「何?」の意味です

(クアント クエスタ)

  • 値札がない時はまずこれ!スペイン語圏での超定番フレーズ。
  • 「cuesta」は「かかる・値段がする」。指さしながらでも通じます。
マグネットってたいがい値札ないことが多い印象…そんなときに。


(エス カロ… デスクエント ポルファボール)

  • 市場や個人商店では値切り交渉もOKな文化があります。
  • 「Es caro」は「高いね〜」というニュアンス。「Descuento(割引)」だけでも通じますが、「por favor」をつけると柔らかくなります。

(クアント クエスタ シ ジェボ ドス)?

  • 複数買いで値引きを引き出したい時に◎
  • 「si llevo〜」=「〜買ったら」。市場での交渉トークにぴったり!

(エス パラ レガロ)

  • 「自分用じゃないよ」と伝えると、丁寧に包んでくれることも。
  • 「para regalo」は「贈り物用に」の定番フレーズです。
こんな素敵な布はプレゼントしたくなりますね@グアテマラ


(プエデ エンボルベールロ パラ レガロ)

  • ラッピングしてもらいたい時に使える丁寧表現。
  • 「envolver」=包む。難しければ「Para regalo, por favor.」でも十分通じます。

(プエド パガール コン タルヘタ)

  • VISAやMasterなど、使えるか念のため確認しましょう (グアテマラなど特定の国ではクレジットカードをつかうと値段がちょっと増える店もあるので注意してくださいね)。
  • 「tarjeta」=カード。「con」=〜で。「Puedo pagar…」=〜で払ってもいい?
  • 現金は 「en efectivo」 と表現します

(ティエネ カンビオ)

  • 大きなお札しかないときに、これを聞いておくと安心。
  • Cambio = お釣りの意味です

(ドンデ セ パガ)

  • レジが分かりにくい店や、先払いか後払いか確認したいときに便利なフレーズです。
  • 多分指さしながら Aquí (ココ) などと教えてくれると思います

(レシーボ ポルファボール)

  • 税金還付、経費処理などしたいときに使うフレーズです
  • Recibo は領収書です。

今回ご紹介したフレーズは、どれも「たった一言」ですが、お店の人とコミュニケーションをとるきっかけになります。個人的には正しい文法よりも、気持ち+伝えようとする姿勢 が大事!

私たちも同様だと思うのですが、旅行者であろう人がたとえつたなくても現地の言葉で一生懸命話しかけてくれたらとても嬉しいはずです。

ぜひ旅の前にいくつか口に出して練習してみてくださいね。スペイン語圏での “お買い物の時間” が、もっと特別な思い出になりますように、当教室として陰ながら応援しております。